アイテム解説>>ウラモリカゲシャツの誕生

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モリカゲシャツをはじめた頃は、良い素材で、良い型紙で、良い縫製で、出来る限り手を入れた作り方をしていました。研究して没頭する森蔭の癖と若さもあって、良いシャツの価値観がとても一方向でした。
ある時、手を抜いて作ったらどうなるんだろ、と逆の発想が頭をよぎります。手を抜くといっても、コストダウンや合理性の追求ではなく、手を抜いて作っても面白くて良いシャツできるかもしれない、という単純な思いつきです。
作りたいデザインを手を入れて作り上げていくのではなく、シャツ作りの工程を減らしていって、その中で出来るデザインを考える、本来のモリカゲシャツが「オモテ側」なら「ウラ側」、そこに「ウラ技」がプラスされて「ウラモリカゲシャツ」というアイテムが誕生しました。
2001年にスタートしたウラモリカゲシャツは、京都の恵文社ギャラリーで展覧会形式で商品を発表していました。2003年からは、京都室町にオープンしたアトリエショップで本格的な販売を始めました。それから20年、作りたい時にだけ作るスタイルで、楽しみながらアイテムを進化させています。2023年は色々とウラモリカゲシャツをリリースします。第一弾はダブルガーゼとクシュクシュのシャーリング素材、是非チェックして下さい。
ウラモリカゲシャツのアイテム解説、次回は生地の耳を使うとか、すごく軽くなるとか、シャツそのもののについて書いてみる予定です。こちらもお楽しみに。
画像は当時の資料より

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